こんにちは、としです^^
僕のうちには可愛いポメラニアンのあずきというわんちゃんがいます!
現在4歳で幸いこれといって大きな怪我もなく元気に過ごしています。
なのですが、実は一度だけ足を痛めてしまった事があるんですよね。
ポメラニアンって脱臼や骨折をしやすいっていう事はあなたも知っているかなと思います。
不幸中の幸いでうちのポメラニアンのあずきは炎症だけで済んだのですが、本当にかわいそうな事をしてしまったなと思います。
だって僕がもっと気をつけていれば未然にいくらでも防げた事なんですよね。
そのときに脱臼や骨折についてすごく勉強しました。
「脱臼を防ぐためにはこうすればいいんだ!」
という事がたくさんありました。
今日はそんなポメラニアンに脱臼や骨折といったかわいそうな思いをさせないためにできる僕がやっている3つの事を紹介していきたいと思います!
目次
ポメラニアンの脱臼は膝蓋骨脱臼
敵を知るにはまず味方から!
という事で、まずはポメラニアンがどういう体でなんで脱臼してしまうのかという部分から調べていきました!
まずポメラニアンなんですが、なんといっても足が細い。
こんなに細いんですよ。
という心の声が漏れてしまうくらい細いです。
その中でわんちゃんの脱臼で多いのは人間で言うところの膝のお皿の部分がずれてしまうものになるんですよね。
これを『膝蓋骨脱臼』といいます。
「ひざふたほね」ではなく「しつがいこつ」ですね。
人間の場合も脱臼を起こしやすい人っていると思うんですね。
あっ、ちなみに脱臼っていうのは…
●脱臼
関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態。
程度により完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)に分類。引用:wikipedia
というものですね。
なので人間でも肩など負担が大きい部分で脱臼をしている人が多いですよね。
そういえば僕の職場の先輩にも脱臼がくせになっちゃっている人がいて大変そうだったんですよね。
くせになっているらしく大きなクシャミをしただけで外れそうになるとか…。
幸い病院に勤務しているので、そこらへんに先生はたくさんいるので外れたらはめてもらうんだとか。
ただ最近肩周りの筋肉を増やしてかなり改善してるみたいです。
という感じで人間ならその周りの筋肉を鍛えれば意外とどうにかなる。
でもわんちゃんの足ってそうもいかないですよね。
ある程度は鍛えられるとしても、もともとの骨格的な問題でいかんせん難しいものがある。
まずこういうことをわかってあげないといけない。
ちなみに他にもこんな脱臼があります。
顎関節の脱臼:主に大型犬に多い
原因→交通事故などの外傷的なもの
肩関節脱臼(前足):小型犬
原因→急な方向転換や着地の失敗など
肘関節脱臼:全犬種
原因→外傷的なものが多い
手根関節の脱臼:レースや狩猟をする犬
原因→手首に大きな負荷をかける動き
股関節の脱臼:大型犬に多い
原因→外傷でなければ遺伝性
尾椎間関節の脱臼:全犬種
原因→尻尾を踏んでしまったりという外傷的なもの
なんて感じで関節があるところには、やっぱり危険性が少なからずあるという事ですね。
しっかり予防してあげないとですね!
膝蓋骨脱臼をもっと詳しく
いろいろな脱臼があるという事がわかって、その中でもポメラニアンの脱臼は膝の皿の部分の膝蓋骨脱臼というのがわかりました。
なのでもう少し膝蓋骨脱臼について詳しく見ていきますね。
実はポメラニアンのような小型犬に起こる膝蓋骨脱臼は先天的なものもあるんです。
要するに遺伝的なものですね。
この場合に重要なのは早めに治療してあげる事ですね。
先天性の場合はだいたい1歳くらいまでに症状が出る事が多いです。
後天的な場合はその時々の原因によるものなので特別いつに起こるということはないです。
ちなみにこんな症状が出たら早めに病院に連れて行ってくださいね。
・後ろ足を片足上げてスキップをするように歩く
・ときどき後ろ足を上げて立ち止まってしまう
・後ろ足がいつもと違う(O脚、X脚)
・抱っこをするといつもと違う反応をする
あずきの場合は片足を上げてスキップをしているように歩いていました。
人間の場合も膝が痛かったら、あまり足をつけずに歩きますよね。
それと同じということですよね。
きっと痛かったんだろうなー…。
あずきごめんよ。
ちなみにこうやって症状が出たからと言って、すぐに治療をするというわけではないそうです。
とは言っても外れてしまった関節はお医者さんに行くとすぐにはめてもらえるので、まず相談ですね。
膝蓋骨脱臼をしてしまった場合の治療
そんな膝蓋骨脱臼をしてしまった場合にはどんな治療になるのかというと…。
実は症状によって重症度のグレードがあって、それによって治療が変わってきます。
グレード1:時たま片足立ちをするようなことがあるが、脱臼してもほとんどが自力で治る。特に痛みもない場合がほとんどなのでなっていても気づかないことの方が多い
グレード2:膝関節は不安定で、時々脱臼した足を上げて歩くことが多い。ただ犬が足を伸ばしたり、人が手をかせば治る。日常生活に支障はないが、加齢とともにグレード3に進行することが多い
グレード3:簡単に脱臼の一歩手前の亜脱臼してしまう状態。自力ではほとんど戻らず足をつけていてもバランスを取っているだけという状態
グレード4:常に脱臼状態
という感じでグレードに分かれています。
これは病院にもよりますがグレードが3、4の場合には手術を進められるという感じです。
どんな手術なのかというと、膝のお皿の溝を削って深くしてしっかりはまるようにする手術です。
この場合全身麻酔での治療になります。
とは言っても、後天的な場合で初めて病院につれてく時にはだいたいがグレードが1か2の場合がほとんどです。
なので大きな治療をするというよりは、脱臼によって炎症が起きてしまっているので、それの一時期な治療になること多いですね。
本当はそうならないようにするのが一番重要なのですが、繰り返してグレードを上げないためにもしっかり予防していくことが重要ですよね!
脱臼、骨折を予防しよう!
ということでしっかりポメラニアンの脱臼である膝蓋骨脱臼を知ることができたところで、それを予防する方法を話していきます!
ただ特別な何かをするというわけでもないんですけどね。
僕のところでやっている対策としてはこの3つです。
フローリングで滑りにくくする
適度な運動をさせて足の筋肉をつける
食事管理をしっかりして太らないように注意
という感じです。
フローリングで滑りにくくする
これは言わずもがなという感じですね。
やっぱり後天的に起こる一番の原因としてはフローリングで滑ってしまって関節痛めてしまうことですよね。
ちょっとした段差からジャンプして滑ってしまったりとか、意外にも原因ってたくさんあるんですよね。
うちのあずきもそうですが、わんちゃんって本当に飼い主が帰ってくると嬉しそうにしてくれますよね。
はしゃいで走ってきてくれたりとか、ぴょんぴょん跳ねたりとか。
でっ、これって確かに嬉しんですがこういう時こそ危険がいっぱいですよね。
人間の怪我もはしゃいでいる時に多いようにやっぱりわんちゃんも同じですよね。
だからこそ未然に予防をしておく!
ちなみにフローリングで滑らない方法はわんちゃん自身の足をケアしておくものと、フローリング自体に対策をする方法がありますね。
わんちゃん自身はしっかり足の爪を切って、足の裏の毛をカットしてあげるという感じですね。
フローリング自体にはこういうマットをうちでは使っています。
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もう少し詳しいフローリングの滑り防止の話はここでしています。
適度な運動を!
お次は運動ですね。
やっぱりしっかりと運動をさせて筋肉をつけるというのがすごく重要なんですよね。
ちなみに散歩をするというのもいいですが、毎日は行けない方も多いと思います。
うちも毎日は行けていないです。
なので家の中で遊びながらできる運動がこちらです。
ちょっと嫌がっているあずきww
こういう運動だけでもしっかり筋肉がつくのでスキンシップの一環として取り入れてみてくださいね^^
食事管理をしっかり!
僕的にここが一番重要かなと思っています。
人間で膝を悪くしてしまう人って結構いますよね。
あれってどうしてだと思います?
そうです。
「太っている」
いくらいい靴を履いていたって、しっかり筋肉をつけたって太っていたら意味がない。
というか太っていてはいい感じに筋肉はつかないですね^^;
これと同じなんですよね。
いくらフローリングをすべらないように防止したって、ある程度筋肉をつけたって体が重かったら足にかかる負担は半端ないですよね。
最初にも出たようにわんちゃんの足ってめちゃくちゃ細いですよね。
いくら筋肉をつけたところでポメラニアンってもともとの骨格が細いから限界があるんです。
ということはやっぱり体重の管理はしっかりしてあげなければいけないですよね。
今はわんちゃん用のご飯がたくさん出ていますよね。
普通にお店に売っているドライフードから、なんかめちゃくちゃ高級そうななんとか配合のものまで。
なんですが個人的には美味しく食べられるならどれでもいいのかなーなんて思っちゃう部分があるんですよね。
重要なのはそれよりも適正量かなと思います。
僕のところではおそらくかなり有名なロイヤルカナンを使っているのですが、たまには別のを使ってみようかなーなんて思っています。
ネットで良さげなのを買ってみようと思っているで、もし購入したら別で話しますね!
ただある栄養素だけはやっぱりわんちゃんはかなり摂取しにくいものがあるんですよね…。
それが『野菜の栄養素』なんですよね。
だってわんちゃんって元々肉食だしね。
というか肉食なのに野菜って必要なの?
という疑問が出てきそうですね。
僕のところではロイヤルカナンにあるサプリメントを使って、あずきにしっかり栄養素を摂ってもらっています!
しかもそれを使った時の食いつきが半端なかったww
なんてものもあったりするのでよかったら参考にしてみてください。
まとめ
という感じで今日はポメラニアンの脱臼の話をさせてもらいました。
今日の話をまとめておきますね。
・ポメラニアンの脱臼は膝蓋骨脱臼
・膝蓋骨脱臼はグレードが1〜4となっている
・1〜2は現状観察、3〜4は手術になることが多い
・最初は1か2の場合が多いので、それ以上にならないように予防が重要
・予防としては
1.フローリングで滑りにくくする
2.適度な運動をさせて足の筋肉をつける
3.食事管理をしっかりして太らないように注意
遺伝性の場合には、ならないためにできることはなく早期に手術をしてあげて、早く健康に生活できるようにすることが重要。
だけどそうではなく後天的な場合というのは僕たち飼い主が注意してあげれば防げることがほとんどです。
今はわんちゃんが本当にいろいろなところで販売されていて、かなり身近に飼うということが多くなっているかなと思います。
だけどわんちゃんを飼うというのは命を預かるということですよね。
わんちゃんがいつまでも健康に幸せに過ごせるかどうかは、わんちゃん自身では変えることはできないことだと思います。
それができるのは唯一飼い主だけですよね。
あずきのために、しいては僕が一緒にいたいから。
そのために何かできることを色々としていってあげたいですね!
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